バレリーナの腰痛

アメリカ在住で帰国されて腰痛が出てしまって何とかしたいと検索で当院へたどり着かれました。

飛行機の搭乗中にだんだんと左腰が詰まったような痛みになって、日本に着いてからも調子が悪い様です。

いろいろ伺うと、バレエ団にも所属されていたバレリーナでした。

今は、1線から引いて指導者として活動されているのですが、腰痛はバレエ団の時に始まったようです。

小柄な方ですので、リフトの振り付けがよく回ってくるらしくいつも持ち上げられていたそうです。

或る日、180㎝もありそうな男性にリフトされてバランスを崩しその高さから床に落ちたそうです。

その時に、左腰を強打。

暫くは安静の日々が続いたそうです。

 

それを聞いて腰の動きを診てみると

腰の筋肉が左で緊張して体重を左から右に移動することが出来ません。

左右にひねることもうまくできません。

 

バレリーナの腰の治し方

色んな動きを診てみると流石に動けるのです、一般の方に比べると。

でも、骨盤、腰、股関節に関わる筋肉に緊張が常にあります。

股関節を深く折りたたむとまっすぐ折りたためない。

腰を上下にひねってもらうと左上に動かない。

 

先ずは、股間節に関わる筋肉達を開放します。

大腰筋・大腿筋群・殿筋を緩めます。

これで深く股関節は動くようになりました。

次に下肢の外側の緊張をとります。

それと腰方形筋と腹斜筋を緩めると骨盤がねじることが出来ました。

これで腰回りはかなり動きを取り戻しましたが、数年たった歪みは骨格の歪みを固定化させていました。

腰椎の動きが悪い関節が明らかにありました。

それに、その歪みを補うように背中と首にも動きの悪い関節が出来ていました。

その為に、右の肩関節は完全に開かないようです。

腰の関節の調整と首背中を連動の動きを出すように動いてもらうとやっと軸が揃ってきた感じです。

右肩は鎖骨の動きも悪くなっていましたので調整で開くようになりました。

原因は何だったの?

「私の肩はもう普通に動かないのかと思ってました。ほかにも治療をうけてましたから…」とつぶやかれました。

私は、「下の方からバランスをとっていったから動きやすくなったからですよ」と答えさせていただくと

「バレエは特殊な動きが多いのでそれ用の身体が出来て、本当は体に良くないと思います。」

「結構皆さん痛みに耐えてることが多いですし治りきる前に練習しますから…」

バレリーナの悩みでした。

私は、バレリーナの方も診させて頂いた中で、柔軟性があるのですが軸を作り形をつくって動くのでやはり硬く使う部分があるのです。問題はその先で、硬く使った部分を緩める工程をやらない事です。

本当の緩みの有るからだが作り出せない事が原因です。

他のアスリート達もそうですが、使っていない筋肉は血行が良く柔らかい状態を維持し、いざ必要な時に本来の力を出せることが必要です。

硬く軸をつくるためにいつも固めていると怪我もしますしパフォーマンスも上がりません。

緩みのある体が、バレリーナでも普通の方でも最強です。

 

先ずは、足元からバランス整えてゆるみと張りのバランスのとれた身体づくりしましょう。

そのお手伝いはKAT’sカイロプラクティックの立澤が行います。

お気軽のお問い合わせください。


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立澤 勝之(たちざわ かつゆき)

立澤 勝之(たちざわ かつゆき)

KAT'sカイロプラクティック院長。当院は、「痛い症状だけを見るのではなく、患者様を診ていく」施術院です。

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