時々の背中の痛みが直らなくなってきた
1年程前から時々背中が痛くなり、最近は立っているのも辛いほどで、だんだん治りにくくなってきたとのことで。
今までどこにも治療されたことが無いようで、ホームページをご覧になってご来院いただきました。
立っていられない背中の痛みをどのように施術した?
体を捻ってもらうと痛い、横に倒しても痛い、前屈も痛い。
腕を横から上げてもらうときれいに上まで上がらない。
骨盤の左右の高さも差が出ています。
先ず、腰と骨盤と股関節の動きを良くしてバランスを取り戻してもらいます。
それプラスで足の外側に張りが出ている下腿と足首の調整です。
それらの下半身の調整で捻りなどの立った状態での改善をまず行いました。
そこから肩甲骨を調整。肩甲骨は胸の方に強くひかれていて背中側が伸びて緊張が強い状態でした。
肋骨の調整。肋骨は本来とても柔軟に動く構造なのですが後ろから前にかけてガチガチでかなり動きが悪くなっていましたので呼吸を使って全体的に柔軟性を出していきました。
最後に頭部の左右バランスを取って痛みの出方が2割ほどになったので終了となりました。
背中の痛みはその後どうなった?
1週間後に2回目の施術。
背中の痛みは出ていないとのことです。
骨盤の歪みと肋骨の硬さや肩甲骨の歪みは出ていました。
そこで詳しく上半身を調べていくと何やら首が動きで痛そうなんです。
すると「そういえば昨日寝違えました」とのことです。
なにやら、寝違えはちょくちょく起こるようですが、ほっとくと改善するのであまり気にしていなかったようです。
今回は、寝違えの改善をメインにして頭、首、腕、肋骨の連動をうまく作動するように身体の使い方を修正しました。
寝違えもほぼ気にならなくなったので今回も修了。
次回をご予約いただいて暫く全身の調整を行っていきます。
背中の痛みは何が原因なの?
この方は、実はすごく肩の周辺が固くとても動きが少なくなっていました。
ですが、ご本人は全く痛みやコリを認識しておられません。
寝違えがなんど起こっても改善するから、こんなものが普通と思われてました。
それがだんだん背中に硬さが影響してきました。
決定的だったのが、立ち姿勢での片方への重心をかけ続けるために下半身も硬さが強くなってきました。
最終的に上からも下からも緊張が強く背中の痛みとなりました。
本人も気づかない慢性の強い症状です。
凄く身体への気づきが少なくなっています。すると、症状はとても戻りやすいのです。
ですから、身体の使い方の修正がとても大事になります。
再発はしたくないとの事で繰り返し修正して身につけて頂いております。

立澤 勝之(たちざわ かつゆき)

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